アルジャーノンに花束を
- 作者: ダニエルキイス,Daniel Keyes,小尾芙佐
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1999/10/01
- メディア: 文庫
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あとで書く。なにせこれの読書感想文は高校時代に前文の内容丸写しの読書感想文を提出した時からずっとぼくの課題になっているのですから。あ、早く書け禁止で。
かけました。
前述したとおり、高校時代に読んで*1貧相な感想文を提出したので
感想を書くのは二度目、読んだ回数はもうちょっと多めになるはずなんですが
「その時の印象」ってのはあんまり覚えてないものですね。
ただ、今回読んだ感想は「こんなん書けねえ。そして俺はこんな愛はねえ」
というものでした。加えて訳者にも脱帽。原著は読めませんが、恐らく原著の持つ雰囲気を残した名訳であろうと感じます。
感動というよりは恐れと言うか敬意というか、そういった感情を覚えました。
たぶん恐れとか敬意に妥協しないで、そういった高次の存在に近寄る努力と親愛の感情を持つべきなんでしょうが
僕には清らか過ぎてまだ近寄れません。手術前のチャーリイには。
鏡とか観測者とかそういったモノを目指すとは言えど、なんか本質的なところで『これ』とは相容れない気がします。
あるいは僕は、『これ』に対抗するために知識を求めてるのかもしれません。
実際対抗しうるかどうかさっぱりわかりません。そもそも対抗するような存在でもないかもしれませんが、
『これ』は僕にとって立派な恐怖の対象です。さていつ恐怖の対象でなくなるのやら。
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落ち着いて見返したら「なんだこの電波」って感じだ。
でも電波を書きたかったんだからしょうがない。言葉に踊らされてるかもしれないけど。
*1:正確には、『読まされて』かもしれない