推理小説

推理小説 (河出文庫)

読了:2/3
　
姉がなんか買ってた。放置してあったから読んだ。
　
ドラマのプロットを小説化しましたよーと言う本。
ドラマ版のタイトルは「アンフェア」。
僕は知らんのですが、もしかしたら知ってる人知り合いにいるかもしれない。
ちなみにこの本は第4話までしか含まれていないようです。
　
「推理小説というタイトルだけど、この本は推理小説なのか」というと
たぶんノーです。なぜって推理小説の文法に沿ってないから。
つうか最近の(最近っていつだ)ドラマにありがちな「美人です」「美形です」「ブサイクです」みたいな設定しかないので
(不思議なことにブサイクな男性はいてもブスな女性はいませんでした)
人物描写も安っぽい。まあ僕が下で書いたセブンスドラゴンSSと描写はどっこいだといえば
その悲惨さがわかると思います。うおお自分で死にたいぞ？
　
まあでも、犯人のどうしようもない性格は好きですし、
特に理由もなく全裸で寝る美人刑事もやっぱり好きです。
だからうまいことやってんなーとも思いますよ。畜生詐欺だ。
　
ちなみに姉に感想を聞いたところ「面白くなかった、理屈っぽくてうざい」で一蹴されていました。
なのになんで買ったのか聞くと「裏のあらすじが面白そうだった」だそうで*1。まあそうだろうな(いろんな意味で)。

*1:なお、これ以上の言葉は引き出せないと思います