人は死ねばゴミになる

人は死ねばゴミになる―私のがんとの闘い

人は死ねばゴミになる―私のがんとの闘い

読了:1/28?

古本屋で100円で買った、ずいぶん前の本です。
ロッキード事件」なんて言われても、僕にはまったく馴染みがない。
ただ一応「盲腸がん闘病記」ってことはわかってて買ったので、
その辺は対して問題なかったのですが。

「闘病記」ってのは、結局その病気になった人の単なる日記に他ならないわけです。
だから「がんになったときどう感じるんだろう、どう治療されるんだろう」ってことに興味がないと
まるで意味の無いものです。
ただこの人の場合『元検事総長・東京高検検事長・法務事務次官』という肩書きがついているので
その『特殊な人間』の日常(しかも死に向かっている!)は価値があると感じる人がいるかもしれません。

あと余命宣告されているので「死ぬ前に人は何を思うか」ってのもこの本で読めます。
というかママ、このタイトルなわけですけどね。別の考え方もあると思うので
他の闘病記もちょっと気になるところです。いろんな人間を知りたい。