15x24であそぼう！
15x24の４巻こっそり特別先行公開……（コメント欄でQ&Aなど追加あり）
http://d.hatena.ne.jp/sinjowkazma/20091103/1257245494
では「大切な募集」に対してエントリー。
あ、『15x24』Link one(1巻)からLink four(4巻)の内容に関するネタバレを含みます。
「自分」のキャラ設定
・外見設定:183cm/76kg。黒髪で鳥の巣頭、なんか眠そうな一重の目、ワイシャツにジーンズ。(あるいは、Tシャツにトランクス一丁)
・行動:自宅の布団にくるまってインスタントメッセンジャーでチャット
(WindowsLivemessengerですが、当時βなので、実際に使うのは多分前身のMSN Messengerです)
・言わせたい一言:「別に大晦日から元旦にかけては特別な一日じゃねーんだ。特別な一日と思い込んでるからそうなるんだ」
1. 「完璧な場所」はここだ！部門
完璧な場所はここだ！ ： "特急が通過する"駅
推理過程・理由:〈１７〉が「どのような人物であるか」という類推による。
「直前で意志が怯んだ場合」を考えてないとすれば、本能的な危険回避ではどうにもならないように、他人からトドメを刺してもらうのが一番。
また〈１７〉がどのような年代の人物にせよ、都市圏で主として利用する公共交通機関は「電車」。
加えて年間結構な件数の人身事故(飛び込み自殺)が起きていることからするに、鉄道員の"あとしまつ"はある程度こなれた物になっているだろうし、
「走行中の鉄道に飛び込めばほぼ確実に死ねる」というのを〈１７〉は思いついたと推理。
徳永準との自殺／対面指定時間が中途半端なのは、最終的には鉄道の運行時刻に関係する物と思われる。
「死ぬ」ことを一義に考えているのなら後の迷惑というのはどうだっていい、というのは
作中の「それでもしなければならない」という折口歩乃果の言葉により補強されています。
二〇〇五年大晦日に駅にいて自殺しようかなーとか考えてたなんてことはありませんが、
大阪市営地下鉄に乗って通学してたので、「ああこれ後のことまるで考えないなら飛び込みって優れてるなー」とかは思ってました。
要するに、推理というか実体験に基づいているのですが(15x24の推理にあたって思い出した感じ)。
2. 『15×24』のクライマックス〜エンディングはこうだ／こうあるべきだ！部門
まあ僕は折口さんが大変好みのキャラであるので、link four現在で折口さんが思ってる
「ジュンくんの好きなようにさせたい」というのを「より幸せ」な展開として終了させる、
すなわち「ジュンくんが自殺を思いとどまる->(てんやわんや)->ジュンくんが折口さんにラヴラヴになる->相思相愛で二人はハッピー」というのが理想でございます。
それが本当に「より幸せ」なのかとか、ジュンくんの感じていた「期待に対する絶望」がどう消化されるかとか、ラヴラヴに至る過程とかはまるで思いついていませんが。
あとジュンくんと折口さん以外の話は若干どうだっていい(うわあセカイ系？)あたりもアレでソレですが。
二次創作: http://twitter.com/Origuchi_Honoka (twitterBOT/あんまり創作してない)
3. 真犯人の正体およびその動機は？部門
〈１７〉と言う存在がそもそも〈謎の組織〉の罠で、「目」などの売り買いのため、
できる限り合法的に、うら若い少年処女を社会からフェイドアウトさせるために
「ネット心中」を工作していたのではないか、と考えます。
伊隅賢治の作った掲示板サイト(そもそも他の「自殺サイト」にも網をはっていた可能性もあります)を利用し、
徳永準が「一緒に死ぬ」というのを言い出したあたりで「一人確保」だったものの、
メールの誤送信から〈捜索隊〉が結成され、マーチの策略でチェーンメール化したあたりで〈謎の組織〉が
「こいつら(捜索隊)を誘導してまとめて捕まえよう」になった。
〈１７〉の自殺／心中延期の理由も同じ、というか「他を捕まえるために延期」。
以前の心中が延期されたりしたのは「場所／日時変更してもなお人のために死ぬ気かどうか」という"テスト"だったのでは。
また12月31日に多くの情報が流されたのは、チェーンメールによる自然発生と〈謎の組織〉の工作。
「あの騒動の中を、それでもなお友人のために東奔西走した人間」ってのが
変態さんの好み(に合うと〈謎の組織〉の人間が考えた？)なのではないでしょうか。
この推理と「駅」は矛盾してるんじゃねーか、ってのいうのはありますが、
それは「駅」の「処理」に〈謎の組織〉が潜り込んでいればパーツの採取はできるかなと思います。
15:55追記 - link four P270をすっかり読み落としてたっていうか読んだつもりで忘れてた！
